お手頃価格で手に入るメスティン。メスティンは、いろいろと料理の幅が広がる万能器具のひとつ。メスティンでいろいろ作れることは知っていましたが、パンまで焼けるのはびっくり。今回の記事では、そんなメスティンで美味しいパンの焼き方を詳しく紹介していきます。
メスティンで焼くパンの材料(1,5号炊き)
- 強力粉:150g
- 砂糖:大さじ2
- ドライイースト:小さじ1(3g)
- ぬるま湯(40℃くらいがベスト):100ml
- バター:15g
- 塩:小さじ1/2
バターは冷たいと発酵に影響を与えるので、常温に戻しておきましょう。
パン作りの必需品
パン作りの必需品と言っても過言ではない手袋。
パンを焼いたメスティンは想像以上に熱くなります。軍手などでも対応できますが、長く持っていられないくらい熱くなるので、焚き火グローブがあればベスト。
キャンプやアウトドアシーンでは活躍の場も多いので、火傷などケガをする前に、持っていると便利ですよ。
メスティンでパンの作り方
生地をこねる
準備した強力粉、塩、砂糖、ドライイーストをボールに入れて混ぜます。この時、箸で混ぜるといい感じに粉が混ざってくれます。
ぬるま湯を入れて、生地をこねていきます。潰すようにしっかり10分から15分くらいこねていきます。
私の失敗談ですが、しっかり生地をこねておかないと、ふわふわなパンにならないので、時間をかけてこねましょう。
一次発酵させる
生地をこね終わったら、ボールにラップをして一次発酵させます。
この時35℃から40℃くらいが発酵のベストな温度なので、湯煎するか、日のあたる暖かい場所で、40分から1時間くらい放置します。2倍くらいまで膨れ上がり指で押して生地がもどらなくなれば、一次発酵完了です。
生地を休ませる
一次発酵が終わったらカットして、10分くらい生地を休ませます。10分生地を休ませることで美味しく焼きあがります。
この時に水を含ませたキッチンペーパーやぬらした布きんを、載せて置ければベスト。
二次発酵させる
生地に溜まったガスを抜き丸く整形します。
メスティンにくっつかないようにオリーブオイルなどを塗るか、クッキングシートを敷いて、生地を並べます。
生地に接していない無駄なクッキングシートはカットしましょう。経験談ですが中で燃えるので注意が必要です。
蓋をして40分くらい待ち膨らんでいれば、二次発酵完了です。
パンを焼く
いよいよ生地を焼いていきます。とろ火から弱火くらいで、メスティンの底と蓋の部分を10分くらいずつ焼きます。ここまでの道のりも長かったので、焦がしたらがっかり。火加減には注意しましょう。
蓋を開けて少し焦げ目がついていれば完成です。
パンと合う飯テロ料理
アヒージョ
キャンプ飯でパンに合う料理と言えばアヒージョ。パンをアヒージョにつけて食べれば、まさに飯テロ。スキレットがあれば、簡単に作れてしまうのでオススメ。アウトドアで優雅にパンとアヒージョでランチタイムを過ごすのもいいのではないでしょうか。
アヒージョの簡単レシピもありますので是非ご覧ください。
自家製パンでハンバーガー
自分で作ったパンで、ハンバーガーを作るのもあり。買って食べるハンバーガーのようにはいかないかもしれませんが、パンから焼く楽しみで美味しさもアップすること間違いなし。
野菜たっぷりで一度作ってみましたが、アウトドアで食べる事で、さらにおいしさアップ。オススメですよ。
今回使ったメスティン紹介
今回パン作りに使用したメスティンは、トランギアの1,5号炊き(厳密には1,5~1,8号炊き)メスティン。元祖メスティンと言っても過言ではない大人気のトランギア。1,5~1,8号炊きで余裕があるのでパン作りには最適かもしれませんね。
ダイソーでもよく見かけますが、トランギアのメスティンも実はお手頃価格(ネット通販で1000円から2000円位)。実際ダイソーの一合炊きメスティンも使っていますが、サイズを上げるなら、いい物を安く手に入れた方が、大事にするはず。
メスティンでパンを焼くのまとめ
メスティンでパンを失敗せずに焼けましたか。
これだけの時間をかけて自分で焼きあげたパンは、格別に美味しいはずです。焦げていないか蓋を開けてみるときのドキドキ感は、あじわいたくないですが、私は失敗を重ねてやっと美味しいパンが焼けたときは感動しました。
最後までみていただきありがとうございました。
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