キャンプの薪ストーブのメンテナンスやれてますか。
私はあまり気にしていなかったのですが、使った後の薪ストーブの本体内部と煙突は、煤だらけ。メンテナンスをしないと、炎が見えるはずのガラスも黒ずんで、炎が見えなくなってしまいます。
これはまずいと思いお手入れを始めました。メンテナンスを始めるとブラシは真っ黒になるほど煤まみれ。長く使うためにも、メンテナンスのやり方など詳しく紹介していくので、お付き合いください。
薪ストーブのメンテナンスが必要な理由
キャンプで使う薪ストーブを、安全に長く使うためにも、メンテナンス(お手入れ)は大事。
次回のキャンプで、薪ストーブを快適に使えるように、本体内部の汚れや煙突の汚れをしっかりきれいにすることで、トラブルを回避して安全に使うことができます。
常にきれいな状態を保つのが一番いいですが、使うたびにピカピカにするのは大変です。
そこで年に一回でもしっかりお手入れすることで、薪ストーブの寿命を延ばすこともできるのでしっかりメンテしていきましょう。
薪ストーブのメンテナンス
早速ですが、薪ストーブのメンテナンスについて紹介していきます。
本体内部、煙突、ガラスのお手入れを順番に紹介していきます。
本体内部の汚れを落とす
キャンプで使う薪ストーブの本体内部の汚れは、ススや灰のかすなどがべっとり残っています。
ワイヤーブラシがあれば、ワイヤーブラシで軽く磨きスス汚れを落とします。
しっかり煤を落としたい方は、しつこい煤もしっかり落とせるワイヤーブラシがオススメです。
ある程度汚れを落とせたら、仕上げに乾いた布か、水気をよくしぼった布でふき取ります。
湿らせた布を使った場合は、天日干しして確実に、乾かしてからしまいましょう。
※ワイヤーブラシで掃除するときの注意点として、力いっぱいこすらないこと。強くこすりすぎると、本体を傷つけてしまうので程よくこすりましょう。
ススだらけの煙突の掃除
薪ストーブの煙突は、想像以上に煤がたまります。
煙突の煤を落とすためには、煙突の内径に合ったワイヤーブラシを使うことで、キレイに煤を落とすことができます。
私はコスパ重視で、100均の水筒などを洗う、プラスチックブラシで代用しました。
煙突の両側からブラシを入れて磨けば、100均アイテムでもある程度きれいにすることができます。
煙突に溜まっていた煤です。
自分の想像を超えた、煤の量でびっくりしました。
プラスチックの水筒を洗うブラシでは落としきれないので、きれいに煤を落としたい方には、専用の煙突ブラシがおすすめです。
ガラスの掃除
薪ストーブのガラスは、薪ストーブにとって重要ポイント。
薪ストーブの火加減を見て薪を足したり、炎を見ながらゆっくりとした時間を過ごすのが薪ストーブ醍醐味。
薪ストーブのガラスが煤だらけでは、火加減もふたを開けないとわからないので、常にきれいにしておきたい箇所です。
まずは、湿らした布で拭いてみます。きれいになればOKなんですが、しつこい汚れの場合は、薪ストーブ専用のガラスクリーナーなどを使ってきれいにします。
ガラス磨きの裏技
ガラス磨きの裏技として、薪ストーブを使って残った灰が役に立ちます。
「残った灰が役に立つ?」
そんなはずはないと思ったんですが、やってみたらびっくりするほど、煤がキレイに落ちました。
湿らせた布に少し灰をつけて、磨くだけです。
灰が研磨剤になりキレイになるので、お試しあれ。
※布がなければ、キッチンペーパーや新聞紙でもOK。汚れを拭いて捨てるだけなのでオススメです。
薪ストーブの保管方法
薪ストーブを使う時期は、冬が多いはずなので、雪が付いたまましまったりすることもあるはずです。
収納ボックスに薪ストーブ入れて、使う前にお手入れしようでは、サビサビになっている可能性が高いです。
薪ストーブの保管方法で一番やってはいけないことが、水分を残したまましまうこと。
薪ストーブの材質は、ステンレスやスチール製が多いので、錆の原因になってしまうのです。
キャンプ用薪ストーブと長く使うためにも、お手入れしてからしまうことが大事というわけです。
私は薪ストーブ一式を、収納ボックスにまとめてしまっています。
こうすることで、部品やブラシなどをなくさずに済みますし、車に積むときも収納ボックス一つ積むだけなので便利。
薪ストーブの保管場所に関しても、できるだけ湿気がない場所に保管しておく事で、サビをさけることができます。
今回お手入れした薪ストーブ紹介
今回メンテナンスした薪ストーブは、バンドックの「マキスト」。
バンドックのマキストは、最強のコスパでセット内容が充実しています。
価格も税込み16800円で、薪ストーブの中ではかなり安いので、薪ストーブ入門にもってこいの薪ストーブです。
本体の材質がスチール製なので、メンテナンスをおこたると錆びが出てしまいますが、しっかりメンテナンスすれば長く使えます。
自分は3年使っていますが、まだまだ現役です。少し錆も出てきてしまいましたが、ずぼらな私が3年使えているので、オススメの薪ストーブと言えます。
- サイズ:420×180×1950cm
- 材質:スチール
- 重量:7,5kg
- ガラス:耐熱石英ガラス(耐熱温度1000度)
- 価格:税込16800円
薪ストーブメンテナンスのまとめ
キャンプの薪ストーブのお手入れ方法はいかがでしたか。
今回お手入れした、バンドックの薪ストーブはスチール製ということもあり、サビも目立ちましたが、ステンレス製の薪ストーブをお使いの方でも、安心はできません。
薪ストーブと長く付き合っていくためにも、しっかりメンテナンスして、楽しいキャンプライフを満喫しましょう。
最後までみていただきありがとうございました。





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