フルタング構造のナイフとは
フルタングナイフの魅力
キャンプやアウトドアで、フルタングナイフが一本あれば、やれることの幅が広がります。
- フェザースティックを作る
- バトニングで薪割り
- ペグを作る
- 料理の食材を切る
- スプーンや箸を作る
- ブッシュクラフト
上で説明した以外にも出来ることは、たくさんあります。
「フルタングナイフじゃなくてもいいのでは?」
と思うかもしれませんが、刃物をフルタングナイフ一本持っていけば、アウトドアで必要な作業がほとんどこなせてしまう優れものなのです。
しかもフルタングナイフは、頑丈な作りなので、手入れさえしっかりしていけば、10年20年と長く使えるというのもグットポイントの一つですね。
フルタングナイフは、万能に使えて長く使えることから、アウトドアナイフとして、最強のナイフと言われています。
フェザースティックって何?
フェザースティックとは、薪や木の棒をナイフで薄く削り重ねて、羽毛(フェザー)のようにしたものをいいます。焚き火の焚き付けに利用するので、空気を取り込みやすくして着火しやすくすることです。
フェザースティック作ることで、着火剤がなくても自然のものだけで、着火することができるようになります。
バト二ンぐとは
フルタングナイフのオススメ
最近の日本は、円安が進んでいるからか、海外製品の定価が、上がっています。
もし、円高になっても定価が下がるというのは、なかなかないと思うので、気になるナイフがある方は、迷わず購入をオススメします。
HELLE(ヘレ)DidiGalgalu(ディディガルガル)
キャンプ芸人のヒロシさんが愛用している、ヘレのディディガルガルです。
「壊れない限り、一生使いたい」
と言っていました。
年間かなりの回数キャンプに行っているヒロシさんが、絶賛するナイフですから間違いないと思います。ヘレは、ノルウェーの工場で作られていて、一本一本職人さんが、手作りで作っているというのも魅力の一つです。
ナイフの柄が、2022年10月にヘレ独特の模様の、カーリーバーチにモデルチェンジして、販売開始。定価で手に入るように、なってきたのでおすすめです。
定価25850円
- 刃素材:ステンレススチール(Sandvik14c28n)
- 柄素材:カーリーバーチ
- シース素材:レザー
- 刃長:129mm
- 柄長:120mm
- 刃厚:3mm
- 生産国:ノルウェー
人気があるナイフなので、品薄もあり値段が少し 高騰している場合があります。
しかし見つけた時に買わないと、次いつ入荷するかわからない状態でもあるので、定価に近いものを見つけたら購入をお勧めします。
BARK RIVER(バークリバー)
バークリバーは、アメリカで作られているナイフ。米軍が使用しているというのも、人気の一つではないでしょうか。
ヘレと一緒で、職人さんが一本一本手作りで作られています。
バークリバーのナイフは独自の鋼材を使っており、主にA2鋼材と3V鋼材の2種類。A2鋼材でも十分なパフォーマンス発揮できますが、3V鋼材はその上を行きます。
ハンドルは、握りやすい形状に作られています。切れ味が抜群にいいので、フェザースティックを作りやすい。刃厚が4mmからなど、厚いものが多いので、バトニングナイフとしても優れているのでオススメのナイフです。
バークリバーもかなり人気で、品薄状態が続いており、プレミアム価格になってしまっています。欲しい方は、円安が進んでいるのもあり、輸入品が高くなる可能性があるので、40000円以下で見つけたら狙い目かもしれません。
cudeman(クードマン)
クードマンは、象のマークが特徴的です。
ブレードに、耐腐食性も高いモリブデンバナジウム鋼を使用。刃厚が4mmあるので、ブッシュクラフトやバトニングに適したナイフです。
価格が、11000円くらいのものからあるので、手に入れやすいナイフです。
クードマンは、お笑い芸人のバイキング西村さんが使用しているのも有名ですね。
- 全長:約23,5cm
- ブレード:約12cm
- 刃厚:約4,5mm
- 鋼材:Bohler N690CO
Joker(ジョーカー)
ジョーカーは、フルタングナイフのバリエーションが豊富で、価格も10000円くらいからあるので、手に入れやすいナイフです。値段が安い物でも、刃厚が3mm以上のものが多いので、ブッシュクラフトやバトニングに適したナイフです。
- 全長:250mm
- 刃長:127mm
- 刃厚:5mm
- 鋼材:Bohler N695ステンレス
Northern Land(ノーザンランド)ロッキー
世界的ナイフビルダー原幸治さんが、デザイン・監修。刃物の町、岐阜県関市で明治6年創業の三星刃物とのコラボレーションモデルです。第2弾のブッシュクラフトナイフということもあり、ユーザーからのフィードバックを活かしさらに進化。安心のⅯade inジャパンということもあり、オススメの1本です。
- 全長:245mm
- 刃渡り:105mm
- 刃厚:3,5mm
- 鋼材:VG10
- 価格:29700円
VICTORINOX(ビクトリノックス)
アウトドアナイフで有名なビクトリノックスです。ビクトリノックスは、1884年創業のスイスの歴史あるブランドです。マルチツールが有名で、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
100年も続くブランドから、フルタングナイフも発売されています。4,2mmの刃厚でバトニングはもちろんですが、ファイヤースターターが付いていて、火おこしができるのでオススメのナイフの一つです。一本あれば災害時にも便利。
- 全長:220mm
- 刃長:100mm
- 刃厚:4,2mm
- 材質:ステンレススチール
- ファイヤースターター付き
MORAKNIV(モーラナイフ)
モーラナイフと言えば、大人気の「コンパニオン」があります。スウェーデン製で、大量生産のおかげで、安価に手に入れることができるナイフの一つです。そんなモーラナイフのフルタングナイフが「ガーバーグ」。性能もしっかりしているのに、10000円弱で手に入る優秀なフルタングナイフ。
- 全長:229mm
- 刃長:109mm
- 刃厚:3,2mm
- 材質:ステンレススチール
2023年には、新たにハンドルがウッドのフルタングナイフが、登場しました。こちらは、見た目もいいので、オシャレキャンパーさんにオススメのフルタングナイフです。
ワークマンフルタングナイフ
ワークマンから2023年6月に、フルタングナイフが発売されました。その名は
「フルタングナイフ」
ワークマンらしいネーミングで一番の凄さは、刃物職人が作った日本製なのに、
「税込み3900円」
この安さは破格です。
- 全長:230mm
- 刃の長さ:110mm
- 刃の厚み:3mm
- シースケース:本革
- ハンドル:合板
- 刃の材質:SUS420J2
スペック的にも刃厚が3mmあるので、フェザースティックも作れて、バトニングもできて、刃のエッジを使ってファイヤースターターで火をつけることができる仕様なので、オススメのフルタングナイフです。
初回生産が2000本で、売れ行き次第で増産の予定でしたが、予想通りの人気で増産されました。
ワークマンの店舗でもなかなか出会えないので、見つけたときは即買いをオススメします。
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