大人気の使いやすくて安価なオピネルナイフ。
アウトドア好きの人は、持っている方も多いのではないでしょうか。皆さんは、そんなオピネルナイフを、どうやってしまっていますか。今回は、少しの革でオシャレになる、オピネルナイフのレザーケースの作り方などを紹介していきます。
レザーケースDIY
オピネルナイフNO10のレザーケースを作っていきます。
工作用紙で壁紙を作る
壁紙オススメの紙が、工作用紙です。工作用紙には、メモリが付いていて、硬いので壁紙にぴったりです。
オピネルナイフNo10のレザーケースの寸法が、縦13,5cm横9,2cmで作りました。
壁紙を左右対称にするコツは、半分に折って壁紙を切るか、片面作ってから型取りすることで、左右対称に作れます。私は、半分に折って切りました。
革に型取り
作った壁紙を使って型取りしていきます。
型取りの際、マジックやペンなどで書いてしまうと、後が残ってしまうので、千枚通しで跡つけるのがおすすめです。
ずれないように、しっかりと押さえて型どりしていきます。
次にカットの工程なんですが、縫いしろや、革の厚みで寸法が変わる場合がありますので、合わせてからカットをオススメします。
革のカット・床面処理
革のカット
革のカットは、革包丁やカッターナイフを使います。カットの際の注意として、カットする線の内側に入らないことです。外側にはみ出す分には、後から調整できますが、内側に入ってしまうと、どうにもできなくなってしまうので、注意してカットしましょう。
床面処理
床面とは、革の裏側のことです。床面処理することで、スベスベになり、革が強くなるのでしっかり処理しましょう。
今回使っている革(写真の左)は、床面処理してある革なので省きますが、床面処理していない革(写真の右)は、処理する必要があります。
床面と、コバ(革の淵)の仕上げ剤を、全体に塗り込むイメージで、塗ります。均等に塗れるようにヘラなどで塗り込み、乾燥させれば完成です。
注意として表面に仕上げ剤がつくと、シミになるので気を付けて作業しましょう。
革を接着・穴あけ
革に縫う穴を開けます。重ねて穴を開けるのですが、固定してから開けないと、穴がずれてしまうので接着して穴あけします。今回は、木工用ボンドで接着します。その際、床面処理してあるとくっつかないので、接着部分を千枚通しで少しほぐして接着するのがコツです。
接着できたら、ディバイダー(コンパスで代用)で縫う線のあとをつけます。4mmであとをつけました。
縫う穴は、見た目に出ます。真下に開けるように心がけてやらないと、下の穴がずれて見た目が悪くなるので、必ず真っすぐ開けましょう。
縫い合わせ
基本の平縫いで縫っていきます。糸の長さは、縫う長さの4,5倍から5倍で準備します。レザークラフトは、両端に針をつけて縫います。
縫い始めは、ほつれないように2回通してから、2本の糸の長さを同じにしてから、縫い始めます。
コツとしては、一定のテンションをかけながら、縫い終わりまで同じ順番で縫っていくことでキレイに仕上がります。最後の穴まで行ったら、3個手前の穴まで縫い戻ります。糸をカットして、残りの糸をライターであぶり処理します。
コバの仕上げ
最後の仕上げにコバを磨きます。
仕上げ剤をはみ出さないように塗り、念入りに磨くことで、光沢が出て、きれいに仕上がります。
今回、使った道具がセット売りされているのでオススメですよ。
私もこのセットからレザークラフトの魅力に、はまってしまいました。
革製品のいいところ
左のものが今回作ったもので、右のものが2年前くらいに作ったものです。同じ革を使って作ったのですが、色の違いわかりますか。
革製品のいいところは、丈夫で経年変化でいい色になってきます。
やはり、大事に使えば長く使えるというのが、一番のグットポイントですね。
まとめ
オピネルナイフのレザーケースDIYいかがでしたか。
DIYのいいところ一つは、人と違うものが作れることです。刻印や焼き印をするだけで、自分だけのものが作れます。そして作る過程も楽しかったりします。
レザークラフトに目覚めた方へ
私も何もわからないところから、レザークラフトを始めて、簡単なものなら作れるようになったのもこの本で学びました。もし興味がわいたなら、説明や写真がわかりやすかったので、この本がおすすめですよ。
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